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2014年はMacintoshの30周年というだけでなく、Infocomの名作ゲーム『銀河ヒッチハイク・ガイド』の30周年でもあります。80年代半ばにゲームをプレイしていた人なら、きっと懐かしい思い出のタイトルでしょう。
ゲームの生誕 30 周年と、シリーズの最初のラジオ放送 36 周年を記念して、BBC は 3 月 8 日に、新しい高解像度のグラフィック、ソーシャル メディアのサポート、スマートフォン/タブレットの最適化を特徴とするゲームの新しいオンライン バージョンを公開すると発表しました。
インフォコムの『銀河ヒッチハイク・ガイド』は、 1984年にMacintoshやApple IIなどのプラットフォームで発売され、瞬く間にヒット作となりました。このゲームの原作となったベストセラーのマルチメディアシリーズの著者であるダグラス・アダムスが、初期の(そして熱狂的な)Mac導入者であったという事実も、Appleとの関連性を示唆しています。アダムスはかつてこう述べています。「私が(そしておそらく初期の頃に[Macintosh]を買った人全員が)恋に落ちたのは、途方もなく遅くてパワー不足だったマシンそのものではなく、マシンに対するロマンチックなイメージでした。そして、そのロマンチックなイメージこそが、128K Macで実際に作業する現実を乗り越える支えとなっているのです。」

2004年、『銀河ヒッチハイク・ガイド』は20周年記念リメイク版がリリースされ、ウェブブラウザでプレイできる2つのオンライン版がリリースされました。最終的に、英国アカデミー賞(BAFTA)の最優秀オンライン・エンターテイメント賞を受賞しました。このバージョンのゲームは今でもこちらでプレイできます。
Radio 4 Extraのコミッショニング・エディター、キャロライン・ラファエル氏は次のように述べています。「ダグラス(アダムス)は真の先見の明を持つ人物であり、彼独自の輝かしい方法で、今では当たり前となっているあらゆるテクノロジーを予見していました。Radio 4 Extraは、最初の2シリーズと並行してこのゲームを放送できることを大変嬉しく思います。『銀河ヒッチハイク・ガイド』のファンの皆様には長年の愛に報いられるでしょうし、新しいファンの皆様には真に、そして恐ろしいほどのお楽しみが待っています。」
出典:Kotaku