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例えばiPhoneについてもっと知りたいと思ったら、今はapple.com/iPhoneにアクセスします。しかし、近い将来にはiPhone.appleと入力するだけで、ブラウザがすぐにそのページを表示するようになるでしょう。
インターネットネーム・番号割当機構(ICANN)は、約2,000件の新規ジェネリックトップレベルドメイン名(GTLD)申請を受理したと発表しました。そしてなんと、Appleが.appleトップレベルドメインを申請していたのです。
社名を登録しようとしている大手テクノロジー企業は彼らだけではありません。AmazonやGoogleも申請を行っています。
トップレベルドメインは誰でも申請できますが、運用コストが高く、許可を得るだけで年間25,000ドルかかります。さらに、ICANNは、トップレベルドメインを誰でも運用できるわけではなく、運用にはリソースと意欲が必要だと述べています。
「トップレベルドメインを運用するには、セカンドレベルドメインとは全く異なる、高度な技術的作業が必要です」と広報担当者は述べた。「インターネットのセキュリティを確保するためには、これを正しく行う必要があります。」
Appleは莫大な資金とデータセンターを保有しており、.appleドメインを運用するリソースは間違いなくあります。ですから、彼らが.appleドメインを買収し、他の誰にも.appleドメインを使用させないようにするのは当然のことでしょう。しかし、ICANNがトップレベルドメインを開放し、いわゆる「公平な競争の場」を作ろうとしているという精神に、どうも完全には合致していないように思えます。
承認されれば、.apple は 2013 年第 2 四半期に稼働する予定です。
出典: ICANN
経由: Slashgear