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写真:Apple
Apple Payがドイツで正式にデビューしました。ドイツは、先月ベルギーとカザフスタンでサービスが開始され、Appleのモバイル決済サービスを導入する32番目の市場となります。
Apple Payは、ドイツ銀行、コマーツ銀行傘下のコムダイレクト、ヒポフェラインス銀行、ワイヤーカード、ハンザ銀行など15の銀行や金融機関でサポートされています。
こんな日が来るとは思ってもいませんでした。
Apple Payはドイツでご利用いただけます。
もう一度言います。Apple Payはドイツでも利用可能です!
AirPowerよりも前からです。古い Twitter アカウントを復活させるのに十分な理由だ! ? ? ? pic.twitter.com/iPJuetTSqm
— ルネ・フーケ (@renefouquet) 2018年12月11日
ドイツが世界的に圧倒的な地位を占めていることを考えると、Apple Payがドイツに比較的遅れて登場したことに驚く人もいるかもしれません。ちなみに、Apple Payは米国では2014年、英国では2015年、フランスでは2016年にサービスを開始しました。
しかし、ドイツでは銀行手数料をめぐる争いにより、国内でのサービス開始が延期されました。これは、手数料と管理をめぐってAppleとドイツの銀行の間で緊迫した交渉が行われた結果です。
ローンチされた今、どれだけの速さで普及していくのか興味深いところです。ティム・クックCEOは、モバイル決済の普及は予想よりも遅かったと認めています。しかし、非接触型技術の普及率の高さから、ヨーロッパは米国よりも大きな優位性を持っています。
ティム・クック氏は7月のAppleの決算説明会で、Apple Payが年末までにドイツでも利用可能になると約束しました。もし今年中にApple Payが利用可能になるもう一つの市場があるとすれば、それはサウジアラビアになる可能性が高いでしょう。
出典: VentureBeat