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写真:Apple
新たな報道によると、Appleは新しいストリーミング音楽サービスとアップグレードしたApple TVに先立ち、社内ネットワークとデータセンターを強化している。
ブルームバーグ・ビジネスは「計画に詳しい関係者」の話として、アップルはアマゾン、グーグル、マイクロソフトといった他のコンテンツプロバイダーに追いつくために動き出していると報じている。この増強により、サードパーティ製ハードウェアへの依存を減らし、自社インフラで負荷を担うことで、アップルのデータのより多くの部分を自社の管理下に置くことができるようになる。
「他社のネットワークやデータセンターを使っていると、ある程度のコントロールが失われます」と、ネットワーク企業Pica8の副社長、スティーブ・ギャリソン氏はブルームバーグに語った。「金曜の夜10時にAmazonに電話して、『今すぐキャパシティを3倍にしてほしい』と言うのは難しいでしょう。」
Appleは既存のデータセンターのハードウェアを交換する予定はありませんが、アリゾナ、デンマーク、アイルランドに計画されている新施設では自社製の機器を使用します。これにより、既存のデータセンターの改修にかかる時間と費用を節約し、新ハードウェアを導入したデータセンターをこれらのデータセンターでサポートできるようになります。
Appleは今週のWWDCで音楽サービスを発表し、新型Apple TVも発売予定であることから、この動きは理にかなっていると言えるでしょう。今後、同社のインフラを流れるデータ量は大幅に増加するため、その処理能力をしっかりと確保しておくことは賢明でしょう。
更新 – 午後12時29分:元の投稿では、引用文の著者がスティーブではなく「ジム」・ギャリソンであると誤って記載されていました。訂正し、お詫び申し上げます。