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由緒あるMicrosoft Officeスイートが本日アップデートされ、多数の問題やバグが修正されたほか、ドキュメント共有に必要なフォントが追加されました。さらに、MacでもOffice 365が利用可能になり、Officeソフトウェアのサブスクリプションモデルへの移行も可能になりました。おお、すごい! さらに、このアップデートではWordファイルをSkyDriveやSharePointに直接保存するより簡単な方法も追加されました。
Microsoft Office 2011 バージョン14.3.4 をご利用いただくには、OS X 10.5.8 以降が必要です。また、パッチを入手するには、Office 2011 バージョン14.1.0 以降が必要です。Office Home Premium 365 にアップグレードするには、Intel Mac と OS X 10.6 以降が必要です。Office Home Premium は年間100ドルで、Microsoft Office スイートへの無償アップグレードと無料のオンラインストレージが提供されます。
このアップデートでは、Mac版Office for MacにCalibri Lightが追加されます。これは不思議なことに、以前のOffice for Macには搭載されておらず、PCユーザーから共有されたドキュメントのフォント置換によって見た目が変わってしまう問題がありました。また、2人のユーザーがWebアプリクライアント経由でPowerPointを作成している際に発生する奇妙な競合や、ログイン時に複数のOffice for Macアプリが起動した際にのみ発生するバグも修正されています。ちなみに、そもそもこのような状態は避けるべきです。
Outlook for Macでは、Kerberosセキュリティトークンが期限切れになった場合に資格情報の入力を求められません。また、ファイル名の前にスペースがあるフォルダーに関する問題、Windows版Powerpoint 2013で保存した変更がPowerpoint for Macに反映されない問題も修正されています。さらに、Powerpoint for Macのスライドショーでキーボード操作やリモート操作ができなくなる問題も修正されています。
Outlook の検索は、キャンセルされても停止せず、バックグラウンドで引き続き実行されます。また、受信拒否リスト内のアドレスから送信されたメッセージが、送信済みフォルダーではなく迷惑メール フォルダーに入ってしまうという奇妙なバグも発生します。
かなり充実した変更点が盛り込まれているようなので、今すぐ入手することをお勧めします。このアップデートはMicrosoftのメインサポートサイトから入手でき、もちろんOffice 2011 14.1.0以降をご利用の方は自動更新として表示されます。
出典: Microsoft サポート
経由: MacNN