- レビュー

写真:ジム・メリシュー/Cult of Mac
象印のトラベルマグ
一つのことを完璧にこなす物には、疑いようのない力があります。例えば、ありふれたトラベルマグを考えてみましょう。世界中の通勤客がコーヒーを片手に持ち歩く、ありふれた必需品です。しかし、その標準的なデザインは、私たちを何度も失望させています。
一体どうしてダメなのでしょう?コーヒーを長時間温かく保てないのです。それどころか、ぬるいコーヒーが滴ったり、こぼれたり、服や車の内装に飛び散ったりするのです。私のシャツには、質の悪いトラベルマグを使って旅をした戦士の跡のような、コーヒーのシミがいくつも付いています。
まあ、私の味覚と、そして私のワードローブは、象印のトラベルマグを試したことに今では感謝してくれている。
このマグカップは、滑稽なほどに過剰設計です。薄く断熱性の高い18/8ステンレススチール製の壁が、マグカップを軽量に保ちながら、大切な飲み物を温かく(あるいは冷たく)保ちます。巨大なヒンジ付き上部には、付属の説明書(!)で「シップエリア」と名付けられた、高度な液体供給システムが隠されています。BPAフリーのプラスチック製シップエリアは、人間の口の形に非常によく合致しているため、ほとんど下品な印象を与えます。そして、蓋はしっかりと固定され、ロックでしっかりと固定されます。
そう、ロックです。預け荷物にコーヒーを入れておけば、手荷物受取所で温かい飲み物を楽しめるでしょう。(サンフランシスコからシチリア島へ飛ぶとかではないでしょうが、イタリアにコーヒーを持っていく人なんていますか?誰もいないでしょう。)このロックと、マグカップをしっかりと密閉するガスケットのおかげで、中身がこぼれるのは、詮索好きなTSA職員が検査のために開けるくらいでしょう。
象印の見た目は特に目立つものではありません。控えめで、この手の製品としてはそこそこエレガントですが、側面に貼られたコミカルな安全警告を除けば、全体的には特筆すべき点はありません。跳ね上げ式の蓋は最初は少し奇妙に思えますが、あのロック機能付きの蓋と、しっかりと保温されたマグカップ自体が、コーヒー好きにとってはまさにゲームチェンジャーと言えるでしょう。
価格: 55ドル(定価)
購入先: Amazon
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