ティム・クックが上海を訪問

ティム・クックが上海を訪問

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ティム・クックが上海を訪問
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中国でiPhoneの売上がようやく回復しつつある
ティム・クック氏は、多くの疑問が渦巻く中で中国を訪問している。
写真:ティム・クック/Weibo

ティム・クック氏は中国に滞在しており、上海で Apple Watch のプロモーションを行い、地元の Apple Store のひとつを訪れ、開発者や Apple ユーザーと会っている。

クック氏は、中国版Twitterとも言えるマイクロブログ「Weibo」の公式アカウントに、今回の訪問を記念する投稿を掲載した。中国のファンと会うことに前向きな姿勢を見せているものの、今回の訪問は厳しい時期を迎えている。米国との貿易戦争が激化し、Appleが中国製のスパイチップを使用しているとの疑惑が浮上しているからだ。

「@SpaceCycle のヨガインストラクターから、Apple Watch を使って運動するのが大好きな人たちの話を聞いています」とクック氏はメッセージで投稿し、Apple Watch のフィットネス追跡機能を宣伝した。

「上海は日々変化しています」と彼は別の投稿で述べ、iPhone XS Maxで撮影した写真を添えた。また、上海でApple Watchを使って交通機関の料金を支払う方法も紹介した。

クックCEOは、海外訪問の際に通常行われる現地メディアのインタビューに応じる可能性が高い。もしそうであれば、Appleをはじめとする多くのテクノロジー企業が購入したマザーボードに中国のスパイチップが埋め込まれていたという、最近のブルームバーグ・ビジネスウィーク誌の報道について質問される可能性が高い。Appleは他社と同様に、この事実を強く否定している。

彼はまた、米国との貿易戦争に関する問題にも対処しなければならない可能性がある。トランプ政権が導入した措置は、多くの製品の価格上昇につながる可能性が高い。トランプ大統領は、アップルにとってこの状況を回避する一つの方法として、中国ではなく米国でデバイスを製造することを示唆している。

ティム・クック氏は長年にわたり、中国がAppleの将来最大の市場になると確信していると語ってきた。彼は、Appleは新製品を特に中国の顧客層を念頭に置いて設計していると述べた。

出典:Weibo