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AndroidスマートフォンメーカーのHTCは、Appleのデバイスが3件の特許を侵害しているとして、同社を提訴した。これは、Appleが台湾メーカーであるAppleを提訴したこと、そしてGoogleがパートナーから潜在的な競合相手へと転落したことを受けての措置である。
HTCは、AppleのiPad、iPhone、iPod、Macが、同社が2008年と2010年に取得した特許を侵害していると主張している訴訟を提起したと、ロイター通信が火曜日に報じた。先月、米国国際貿易委員会(ITC)はHTCに対しAppleに有利な判決を下し、Android企業に対する攻撃が始まるのではないかとの懸念が高まっている。
HTCによる訴訟は、Googleが携帯電話メーカーのMotorolaを125億ドルで買収すると発表した翌日に提起された。2010年、GoogleとHTCはNexusの開発で提携したが、期待外れの成功を収めた。買収の一環として、GoogleはMotorolaが保有する数千件の特許も取得した。今回の買収により、GoogleはHTCのパートナーからライバルへと転落する可能性がある。