
Googleは本日のI/O基調講演で、Apple Payの新たな競合となるAndroid Payを発表すると予想されています。しかし、サービスが正式に発表される前に、同社はMoscone WestのあちこちにAndroid Payの看板を多数設置し、うっかりその登場を予告してしまいました。
ニューヨーク・タイムズは以前、 Googleの計画に詳しい3人の情報筋を引用し、 Android Payが本日I/Oで発表されると報じていました。Apple Payや他のモバイル決済サービスと非常によく似たサービスになると予想されていますが、いくつか大きなメリットがあるかもしれません。
Apple Payとは異なり、Android Payは独自のロイヤルティプログラムを導入し、サービスを定期的に利用することで顧客に特典を提供する予定です。また、AndroidとiOSの両方で「再導入」されたGoogle Walletも提供され、ユーザー間で送金が可能になります。
「グーグルの新しいAndroid Payは、小売業者がモバイルアプリからクレジットカード決済を受け付けられるようになるだけでなく、実店舗でも利用できるようになる、と同社の計画に詳しい関係者は語った」と ニューヨーク・タイムズは報じている。
「Android Payを使って購入する消費者は、参加小売店が運営するロイヤルティプログラムにも自動的にポイントが加算される」と同社は述べた。
もちろん詳細はまだ確認されていないが、今日 I/O が開催されたサンフランシスコの Moscone West に掲げられた Android Pay のプラカードを見ると、それほど長く待つ必要はないだろう。
これは Android Pay が近づいている証拠です – https://t.co/iX2D3tsICS pic.twitter.com/JELuL3Cqhw
— Android Chief (@MyAndroidChief) 2015年5月28日