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画像: Apple
watchOS 11では、Apple Watchに自動睡眠トラッキング機能が搭載されます。つまり、睡眠スケジュールを設定したり、睡眠フォーカスモードを使用したりしていなくても、スマートウォッチで睡眠をトラッキングできるようになります。
小さな変更ではありますが、Apple Watch での睡眠追跡がさらに便利になります。
Apple Watchの睡眠トラッキングはまもなく大幅に改善される
現在、Apple Watchで睡眠を追跡するには、睡眠スケジュールの入力が必須となっています。睡眠フォーカスモードが起動した際にも睡眠を追跡しますが、記録されるのは睡眠フォーカスモード開始時のデータのみです。
そのため、通常の睡眠スケジュール外で昼寝をしたり、Sleep Focus を有効にせずに昼寝をしたりすると、睡眠指標が記録されません。つまり、睡眠段階やその時間帯の血中酸素濃度などについて詳細な情報を得ることができません。ありがたいことに、watchOS 11 ではこの厄介な制限が修正されています。
マックス・ウェインバッハ氏は、watchOS 11搭載のApple Watchで「睡眠フォーカス」がオンになっていないにもかかわらず、睡眠トラッキングが機能していることに気づきました。同様に、トラッキングを機能させるために睡眠スケジュールを設定する必要はありません。
更新: 確認済み、昼寝を自動追跡します https://t.co/AuzcULKusm
— マックス・ワインバック (@MaxWinebach) 2024 年 6 月 11 日
確かに、Apple Watchが通知で鳴り続けるのを避けるために、睡眠中は「睡眠フォーカス」を使用するべきです。しかし、「睡眠フォーカス」を有効にするのを忘れたり、スケジュールが狂ってしまったりした場合でも、Apple Watchは睡眠データを記録してくれるので安心です。
watchOS 11には健康に重点を置いた改善点がいくつかある
watchOS 11では、睡眠トラッキング機能が強化され、新しいバイタルアプリも搭載されています。バイタルアプリは、心拍数、呼吸数、体温、血中酸素濃度、睡眠といった主要な健康指標を追跡・表示します。これらの指標が通常の範囲外になると、警告が表示されます。また、病気やアルコール摂取量など、健康指標に影響を与える可能性のある有益な情報も提供します。
まだお試しいただいていない方は、Apple Watch の高度な睡眠段階追跡機能を使用して、健全で安らかな睡眠をとる方法を学んでください。