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スクリーンショット:Huawei/Twitter
スマートフォン販売でアップルの最大のライバルであるファーウェイは、水曜日の新製品発表直後、iPhoneメーカーであるアップルを揶揄する一連のツイートを投稿した。
ファーウェイのモバイル部門から発信されたツイートのほとんどは皮肉を込めた感謝の言葉であり、「現状維持に感謝します」といったものもあった。
アップルは水曜日、新型A12 Bionicチップを搭載したXS、XS Max、XRの3つの新型iPhoneと、FDA承認の心電図機能を搭載した強化されたApple Watchを発表した。
Huaweiは2位からツイート
Huaweiは最近、世界出荷台数でAppleを抜き、Samsungに次ぐ第2位となったことを誇らしげにアピールしている。AppleはHuaweiのツイートに反応していないが、時価総額1兆ドルが打撃を吸収していることを考えると、AppleはHuaweiのツイートに反応していない可能性が高い。
ファーウェイはツイートの中でアップルを名指ししなかった。これは、マーケティングやソーシャルメディアキャンペーンでアップルに注がれる注目度を下げようとする狙いがあったのかもしれない。今年初め、ファーウェイがiPhone Xの画面のノッチを模倣しようとした試みは裏目に出、ソーシャルメディア上では、このプレゼンテーションがアップルの広告になったと多くのユーザーが指摘した。

スクリーンショット:ファーウェイ/Twitter
ファーウェイはまた、アップルに対し「イノベーターとして私たちをサポートしてくれたこと」と「私たちを真のヒーローにしてくれたこと」に感謝の意を表した。ツイートでは、ファーウェイの新端末「Mate 20」の発売についても言及している。
マーケティング・広告の専門家は、Appleが競合他社によるネガティブキャンペーンから利益を得ていると指摘する。Appleは独自のマーケティング活動を通じて、ブランドコミュニティとの密接な関係を築いており、専門家によると、ネガティブキャンペーンを繰り返せば繰り返すほど、そのコミュニティの忠誠心は高まっているという。
サムスンは今夏、アップルストアでの体験を揶揄するCMで売上を伸ばそうと躍起になっている。自社製品を宣伝するのではなくアップルを攻撃するという戦略は、アップルストアの開店や新製品発表会で長蛇の列ができ始めて以来、サムスンの広告戦略となっている。
出典: Pocketnow