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写真:Apple
北京の裁判所は、中国企業が保有する「インスタントメッセージングチャットボットシステムの一種」の特許の有効性を支持し、アップルに不利な判決を下した。
智真インターネットテクノロジーは2012年にAppleを提訴し、バーチャルアシスタントのSiriが、同社が特許を取得したいわゆる「Xiaoi Bot」のアイデアを侵害していると主張した。この中国のボットは2004年に特許を取得しており、Siri関連の最初の特許出願が行われる2年前のことだ。
火曜日の北京裁判所の判決により、Zhizhen社はApple社を相手取った知的財産権侵害訴訟を継続する道が開かれた。Apple社の言い分は?Siriを開発する前にZhizhen社の技術について聞いたことはなかった、というものだ。
「残念ながら、当社はSiri(音声認識技術)を導入する前にZhizhenの特許を認識しておらず、この特許を使用していないと考えています」と北京を拠点とするアップルの広報担当者は判決後に述べた。
中国紙「人民日報」によると、アップルは次に北京高級人民法院に訴訟を提起すると発表した。一方、アップルは「智珍との合理的な協議に前向き」であると主張している。
今後 Siri が Apple のインターフェース計画においてますます大きな部分を占める可能性が高いことを考えると、これは計画の妨げになる可能性がある。
出典:ロイター