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フランス政府競争当局は水曜日、アップルはフランステレコムとのiPhone独占販売契約を終了しなければならないとの判断を下した。2007年の契約は、より広範な競争に対する「深刻かつ差し迫った」脅威を生み出したと、フランスの競争当局は述べている。
この命令により、フランス第3位の通信事業者ブイグ・テレコムは間もなくiPhoneの販売を開始できる可能性がある。一方、オレンジは控訴すると発表した。同社は、この判決により、フランスはAppleが独占販売契約を結んでいるドイツ、米国、英国、スペインとは「根本的に異なる状況」に立たされると述べた。
9月にブイグの訴えを取り上げていたフランス競争評議会は、アップルとオレンジの5年契約は「明らかに過剰」だと述べた。
2007年にアップルとの契約が始まって以来、オレンジはiPhone 3G端末を45万台、オリジナルiPhoneを15万台販売した。
フランス競争評議会は、ブイグスの申し立ての調査が完了するまでに最大15カ月かかる可能性があると述べた。