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iPhoneは未来の顔となるかもしれない。アナリストらは水曜日、Appleの象徴的な端末のようなスマートフォンが、2010年には携帯電話市場の55%を占める見込みだと発表した。
英国の調査会社インフォーマによると、携帯電話市場全体が低迷しているにもかかわらず、2010年に購入される携帯電話のうちスマートフォンは27%を占める見込みだ。通信事業者はスマートフォンを高価格で販売し、高額なデータプランを要求するため、スマートフォンは携帯電話売上高の64%を占めるとアナリストらは予測している。
「ミッドレンジ端末の需要が減少するにつれ、スマートフォン市場の競争は激化するだろう」と、インフォマの主席アナリスト、マリク・カミル=サーディ氏は述べた。2009年の売上については、携帯電話大手ノキアのせいだとする声もある。需要の増加が見込まれる一方で、ガートナーのアナリストにとっては今年は期待外れだった。ガートナーによると、ノキアが魅力的なスマートフォンを投入できなかったことが、2009年の携帯電話販売全体に占めるスマートフォンの割合が24%ではなく14%にとどまった一因となっている。
インフォーマ同様、ガートナーも火曜日、スマートフォンの売上が増加し、2013年までに販売される携帯電話全体の3分の1以上を占めると予想していると発表した。
サムスンやノキアなどの伝統主義者や、アップルのiPhone OSやAndroidなどのより強力なOSに対する新たな挑戦の中心にあるのは、ベライゾンのドロイドやその他の端末で使用されているグーグル製のOSだ。
この分析は、Appleが他の携帯電話メーカーに対して優位に立っていると考える他の専門家の見解を反映するに過ぎない。モルガン・スタンレーは、Appleが他社を2~3年リードしており、将来のモバイルインターネットを掌握する上で「ポールポジション」を築いていると考えている。
[ウォール・ストリート・ジャーナルと9to5Mac経由]