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写真:Apple
ジョナサン・アイブ氏は、6月にアップル退社が初めて発表されて以来、ほぼ沈黙を守っていた。しかし今、デイリー・メール紙の果樹園植樹キャンペーンへの慈善寄付という形で再び姿を現した。
アップルストアへの植樹に尽力したアイブ氏は、同紙の「Be A Tree Angel」キャンペーンに10万ポンド(約13万1000ドル)を寄付した。アイブ氏の寄付により、英国全土の1000校に1000本の果樹園が植樹される。
ジョニー・アイブ氏によると、木や果樹園は「学習と創造に非常に役立つ」そうです。
アイブ氏はこう語っています。「私は木が大好きで、長年にわたり木に登り、木を食べ、木から落ち、そしてできる限り多くの木を植えてきました。木陰に座るのも大好きです。Apple Parkの設計の根底にあるアイデアの一つは、広大な公園と果樹園を作ることでした。これほどまでに思い入れのあるプロジェクトに貢献できることは素晴らしいことです。」
ジョニー・アイブ:果樹園とその先
アップルパークや果樹園への資金提供に加え、ジョナサン・アイブの自然への愛は様々な形で表れています。アイブはiMac G4のデザインをヒマワリに倣ったことで有名です。
数年前、アイブは親友のマーク・ニューソンと共に、ロンドンの有名なクラリッジズ・ホテルのクリスマスツリーのデザインを依頼されました。二人は、白い背景に、装飾のないシンプルなツリーを「創作」しました。「自然ほど純粋で美しいものはほとんどありません。それが私たちの出発点でした。様々な有機的なフォルムにテクノロジーを重ね合わせたのです」と、アイブとニューソンは当時語っています。
なんと、彼はAppleで名を馳せた人物です。Appleという社名は、スティーブ・ジョブズが果樹園で働いていたことから名付けられたのかもしれません。Appleの上級幹部として、彼はAppleが環境保護主義を重視するようになったことに何らかの形で関わっていたと考えられます。同社はリサイクル素材の採用を増やすなどの改革を行ってきました。
アップルを去って以来、アイブ氏はLoveFromという新しいデザイン会社を設立しました。彼は昨年11月にアップルの経営陣のウェブページから正式に姿を消しました。
出典:デイリーメール