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写真: Microsoft
Google Chrome をベースにした Microsoft Edge Web ブラウザの新バージョンが、Windows だけでなく macOS でも本日より提供開始されます。
最も注目すべき利点の 1 つは、Chrome 拡張機能のサポートです。
Edgeは数年前にWindows 10で初めて登場しましたが、まだ大きなユーザーを獲得できていません。Statcounterによると、北米におけるブラウザ市場シェアは3.5%で、Safariの33.8%、Chromeの51.3%を大きく下回っています。
macOS版Microsoft Edgeは基本的にChrome
Microsoftの対応は、EdgeをChromeの追随に繋げることです。具体的には、EdgeはChromiumウェブエンジンを採用しています。「新しいMicrosoft Edgeの開発にChromiumオープンソースプロジェクトを採用したのは、お客様にとってのウェブ互換性を向上させ、すべてのウェブ開発者にとってウェブの断片化を軽減するためです」とMicrosoftは述べています。
この変更により、Web 開発者は、Web ページが Edge 上で正しく表示され、正しく動作するかどうかを心配する必要がなくなります。Chrome で動作するものは Edge でも動作するようになります。
毎日デフォルトのブラウザを開くだけのWindowsユーザーは、より優れたブラウザを利用できるようになります。従業員にEdgeの使用を求めている大規模組織で働くmacOSユーザーも、より優れたブラウザを利用できるようになります。
Chromium エンジンをベースにした macOS 向け Microsoft Edge の新しいバージョンをダウンロードできます。
念のためお伝えしますが、これはMac版Edgeの最初のバージョンではありません。すでに何年も前から提供されているバージョンがあります。本日のEdgeは、Googleのオープンソースウェブエンジンをベースに構築された最初のバージョンです。