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写真:ジム・メリシュー/Cult of Mac
サムスン:これなしでは生きていけないし、これなしでは iPhone を作ることもできない、と新たなレポートが明らかに。
アップルは、2017年に出荷予定の次期iPhone向けにOLEDパネルを供給するため、長年の「友敵」である韓国の企業と契約を結んだと報じられている。
契約条件によると、サムスンディスプレイは5.5インチOLEDパネルを年間約1億枚供給し、その価値は25億9000万ドルと推定されている。サムスン幹部はプライバシー保護を理由にこの契約の正式発表を拒否している。
OLEDディスプレイの研究とAMOLED生産のリーダーであるサムスンは、以前、Appleへのディスプレイ供給専用施設の建設を「急ピッチで進めている」と報じられていた。サムスンディスプレイは、2015年に9インチ未満の画面における世界ディスプレイ出荷の23%を占めた。
これに続いてジャパンディスプレイ(16%)とLGディスプレイ(14%)が続く。両社も少量ながらAppleにOLEDディスプレイを供給する予定だ。
Korea Heraldの報道では触れられていないが、サムスンのもう一つのライバルとして、最近Appleの傘下企業であるFoxconnに買収されたシャープも有力視されている。Foxconnが赤字経営のシャープを買収した主な理由は、OLEDディスプレイ市場での競争力強化だと報じられている。
フォックスコンのCEO、テリー・ゴウ氏はこれまで、他の台湾メーカーに対し、サムスンの脅威に対抗するために協力する必要があると伝えることで、アップルに対しサムスンへの依存を減らすよう働きかけてきた。
それでも、サムスンの新しい Galaxy S7 端末を見た人なら誰でも、同社の他の欠点が何であろうと、素晴らしいディスプレイを作れることは確かだと評価するだろう。
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