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Amazonの基調講演が始まったばかりで、CEOのジェフ・ベゾス氏が新型Kindleを発表しました。しかし、発表される前にベゾス氏は他のAndroidタブレットを痛烈に批判し、基本的に「ダメだ」と断言しました。
「顧客は賢いです。昨年、20台以上のAndroidタブレットが市場に投入されましたが、誰も買いませんでした。なぜでしょうか?それは、タブレットがガジェットであり、人々はもはやガジェットを求めていないからです。顧客は、時間とともに進化するサービスを求めています。毎日、毎週、毎月、進化し続けるサービスを求めているのです。」
ベゾス氏の言う通りです。Androidタブレットが失敗した中でKindleが成功した理由は、Kindleが顧客の生活を向上させるために可能な限り最高のサービスを提供することに注力しているからです。KindleはAmazonプライムビデオ、Lending Library、アプリといったサービスに重点を置いていますが、他のAndroidタブレットは金属板にハードウェアスペックを詰め込んだだけのものに過ぎません。
iPadにも同じことが言えます。iPadは理解しにくいガジェットではありません。App Store、iBookstore、iTunesといったサービスがあり、ユーザーが好きなものにアクセスして触れ合える場所となっています。今のところ、Appleのようにタブレットを真に理解している企業はAmazonだけでしょう。
出典:The Verge