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写真:Kārlis Dambrāns/Flickr CC

現在の iPhone 対 FBI の対立は、最初から、特定の携帯電話のロックを解除することに重点が置かれているのか、それとも司法省が望むあらゆる携帯電話のロックを解除できる前例を作ることに重点が置かれているのかを巡って展開してきた。
さて、政府が全令状法を利用して、AppleとGoogleに米国中の大量のスマートフォンのロックを解除するよう強制しようとしているという証拠がほしいなら、以下のインフォグラフィックをご覧ください。
ACLUとマサチューセッツ州ACLUが作成したこの地図は、連邦裁判所に提出された公開文書に基づいており、政府が「全令状法を不当に利用して、AppleとGoogleにモバイルデバイスのロック解除を強制し、そこに保存されているデータへの法執行機関のアクセスを許可した」とされている件に関するものだ。
ニューヨークの裁判所がすでに、刑事捜査の一環としてアップルにiPhoneのロック解除を強制するには全令状法では不十分と判断していることを考えると、これらの訴訟が米国中でどのように展開するかは不明だ。
それでも、これは Apple や Google、そして一般のユーザーにとって、サンバーナーディーノ事件が決して 1 台の携帯電話だけの問題ではなかったということを思い起こさせる厳しい警告だ。
出典: ACLU