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ウォール・ストリート・ジャーナルの情報筋によると、Amazonは今年10月に初のタブレットを発売する予定だという。9インチのこのデバイスはAppleのiPadと真っ向勝負することになるが、機能はiPadほど多くないかもしれない。

事情に詳しい情報筋によると、このタブレットはGoogleのAndroidプラットフォームを搭載するが、Appleの最新iPadとは異なり、カメラは搭載されない。それでもAmazonは、このデバイスをAppleのタブレットと競合させるつもりだ。

この新型タブレットは、AmazonとAppleの激化する競争に火をつけるだろう。両テクノロジー業界の巨人はすでに、それぞれの電子書籍、音楽、ビデオ事業で顧客獲得を競っている。Amazonは今、Appleの人気タブレット「iPad」や、サムスン電子の「Galaxy Tab」といった他のタブレットと熾烈に競合するデバイスを手に入れることになる。

iPadと同様に、Amazonのタブレットは、動画、音楽、電子書籍といったコンテンツの消費を促進するでしょう。これらはすべてAmazonストアから直接購入できます。ただし、Amazonがデザインするものではありません。その代わりに、Amazonがデザインする2つ目のデバイスが来年発売される可能性があります。

情報筋によると、Amazonはタブレットに加え、Kindle電子書籍リーダーの2つのアップデート版の発売を計画している。そのうち1つはタッチスクリーンを搭載し、これはこれまでのKindleデバイスには見られなかった機能だ。

しかし、Amazonのタブレットに欠けている機能はカメラだけではないかもしれない。最近の報道によると、Appleは今年、高解像度ディスプレイを搭載した3つ目のiPadを発売する予定だ。このデバイスは、Amazonの初代タブレットの発売を凌駕することになるのだろうか？

[ MacRumors経由]