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画像:キリアン・ベル/Cult of Mac
アナリストによると、Apple 初の複合現実ヘッドセットには、一部の 14 インチ MacBook Pro モデルに付属するものと同じ 96W 電源アダプタが付属し、それがこのデバイスが十分なコンピューティング能力を備えていることの証拠だという。
TFインターナショナル証券のアナリスト、ミンチー・クオ氏も、Appleの「メタバースヘッドセット」が競合製品より2~3年ほど先行すると予想している。また、発売初年度の販売台数は最大300万台に達し、2025年には2000万台に達する可能性があると述べている。
アップル初の複合現実ヘッドセットは強力なものになるだろう
Appleは、MacやiPhoneのような別のデバイスを使わずに操作する複合現実(MR)ヘッドセットをユーザーに提供したくないと考えている。そのため、このデバイスには独自の強力なチップが搭載され、画期的なAR・VR体験を実現すると報じられている。
過去に信頼性を証明したクオ氏によれば、Apple の最初のヘッドセットは、チップに必要な電力がすべて供給されるように、MacBook Pro と同じ充電器を使用するとのこと。
Cult of Macが確認したレポートには、「当社の調査によると、Apple AR/MRヘッドセットは、MacBook Proと同じ仕様の96W充電器を使用することで、より高速かつ効率的な充電を実現することが示されています」と記されています。 「この充電器の仕様は、Apple AR/MRがMacBook Proと同等のコンピューティング能力を必要とし、iPhoneよりもはるかに高いコンピューティング能力を必要とすることを証明しています。」
M1と同等のパワー
クオ氏は昨年11月、Appleの複合現実(MR)デバイスがM1チップと同等のパワーを発揮すると予測した。セカンダリプロセッサは、センサーとの通信など、より軽量なタスクの一部を処理する。
スタンドアロン設計により、Appleのヘッドセットは、同じくオンボードプロセッサを搭載するMetaのQuest 2などの競合製品との競争力を高めることができる。しかし、クオ氏によると、Appleの製品はパワーにおいて2~3年先を行くという。
これにより、Appleは目覚ましい売上高を達成する可能性がある。「AppleのAR/MRヘッドセットの出荷台数は、2023年に300万台、2024年に800万台~1000万台、2025年に1500万台~2000万台に達すると予測しています」とクオ氏は述べた。