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iPhoneやiPad上の小さなゲームやコードなど、アプリは莫大な収益を生み出しています。今年は141億ドルへと倍増し、2015年には367億ドルを超えると予想されています。しかし、ウェブアプリはこの金鉱で儲けることができるのでしょうか?
調査会社Canalysは木曜日、需要の変化を背景に、AppleのApp StoreからでもAndroidのマーケットプレイスからでも、今後4年間のアプリ販売は年間50%増加すると予測していると発表した。Canalysは、「モバイルアプリやウェブサービスの利便性に対するエンドユーザーの評価が高まるにつれ、モバイル分野に大きな変化が起こっている」と発表した。消費者が「モバイルデバイスをどこにでも持ち歩き、新たな市場機会が生まれる」ため、時間と場所を特定するアプリはさらに成長すると同社は付け加えている。
AppleのApp Storeはアプリ収益の大部分を占めているものの、Canalysによると、開発者や運営者は独自のアプリストアを開設することで収益の一部を得るべきだと研究者らは指摘している。「運営者がベンダーのアプリストアの代わりに自社のアプリストアをインストールすることには消費者はおそらく反対するだろうが、ユーザーエクスペリエンスで競争するために、ベンダーストアと並んで自社のアプリストアをプリインストールしない理由はない」とアナリストのティム・シェパード氏は述べている。
これは全くもって話にならない。VerizonやAT&Tがユーザーを自社の音楽ストアや動画アプリに誘導していた「ウォールド・ガーデン」の暗黒時代を彷彿とさせるだけでなく、400億ドル近くの資金が絡んでいる現状では、Appleが既に契約書にこのような露骨な競争を禁じる条項を盛り込んでいなければ、頭をひねられることになるだろう。しかし、ウェブアプリとなると話は全く別だ。
例えば、Rovioの「Angry Birds」シリーズのような超人気アプリがウェブアプリを開発し、その中毒性の高いゲームに新たな場を提供する可能性は十分にあります。しかし、そのような道を選ぶのは、Appleに対抗できるだけの資金力を持つ企業だけでしょう。しかし、数十億ドル規模の資金が絡んでいるため、開発者が現在のアプリ環境を拡張しない可能性も同様に低いでしょう。
[AppAdvice経由]