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IT業界団体CompTIAは、7月30日から8月2日までラスベガスで開催されるBreakaway Conferenceのアジェンダを発表しました。CompTIAは、イベント期間中、ビジネスおよびエンタープライズ環境におけるモバイルデバイスに関する2日間3セッションのトレーニングを提供します。
CompTIA が CompTIA Executive Certificate in Mobility (Foundations) コース 1、2、3 と呼んでいるこのトレーニングは、モバイル ワークフォースへの移行とそれが企業にもたらす課題に関するセッション、モバイル管理ソリューションを使用してモバイル デバイスをロックダウンするセッション、モバイル アプリ開発に関するセッションという 3 つの異なる領域に焦点を当てています。
このイベントは、職場におけるモバイルテクノロジーの活用に取り組むCompTIA初の公開イベントの一つです。CompTIAの他の多くのトレーニングや認定資格プログラムと同様に、このトレーニングはベンダーに依存しないようです。つまり、各セッションは特定のモバイルプラットフォームや管理ツールに焦点を当てるのではなく、より情報提供的で一般的な内容となっています。
これは必ずしも悪いことではありません。なぜなら、プラットフォームの選択に関わらず、企業に影響を与える全体的な傾向や課題を考察する機会が得られるからです。モバイル管理に関する第2セッションで予定されている通信費管理の議論は、その好例です。費用管理の手法は、エントリーレベルの「ダムフォン」からスマートフォン、3GおよびLTE対応のiPadやその他のタブレットに至るまで、あらゆるモバイルデバイスにほぼ同様に適用できます。
このイベントではモバイル管理認定資格の発行までは至りませんが、CompTIAが様々な業界で普及しつつあるモビリティとBYOD(個人所有デバイスの持ち込み)のトレンドを活用しようとしていることを示唆しているように思われます。CompTIAがiOSとモバイルの分野で少し出遅れているという印象は確かにありますが、ようやくこの組織が姿を現したことは間違いなくプラスです。
非会員向けの前売り券は、7 月 25 日まで個人で 250 ドルです。それ以降の現地価格は、CompTIA との提携状況によって異なります。
出典: CompTIA