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まずAppleは、携帯電話メーカーとしてRIMの地位を奪い、世界第4位の座を奪った。そして今、カリフォルニア州クパティーノに本社を置くAppleは、BlackBerryメーカーから営業幹部を引き抜こうとしている。報道によると、過去18ヶ月間で少なくとも5人のRIM社員がAppleに引き抜かれたという。
Appleの法人向け売上増加目標は、RIMの戦略販売責任者であるジェフ・パーフェクト氏が2009年4月にAppleに入社したことで、勢いを増した。ウォール・ストリート・ジャーナルによると、パーフェクト氏は現在、iPhoneのエンタープライズ販売部門を率いている。RIMからの移籍者には、シニア・グローバル・セールス・マネージャー、グローバル戦略アカウント・マネージャー、グローバル・アカウント・マネージャーも含まれている。彼らは現在、法人市場向けにiOSデバイスを販売している。
かつてBlackBerryが法人市場をしっかりと掌握していたRIMは、今やその支配権をAppleに奪われつつあると見ている。実際、RIMのCEO、ジム・バルシル氏は最近、AppleがカナダのRIMを率いるという噂は、AppleのCEO、スティーブ・ジョブズ氏の「歪んだ現実」によるものだと主張した。この非難は、ジョブズ氏がiPhoneの販売台数がRIMを上回っている(直近3ヶ月間で1410万台、RIMは1220万台)と主張したことを受けてのものだった。
「近い将来、彼らが私たちに追いつくとは思えません。モバイルソフトウェアプラットフォームを構築し、開発者に第3のプラットフォームのサポートを納得させることは、彼らにとって大きな課題となるでしょう」とジョブズ氏は述べた。
[ウォール・ストリート・ジャーナル、AppleInsider]