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写真:Shrine of Apple
1996 年 10 月 17 日: Apple が北米で Performa 6360 Mac を発売。その他の地域では Power Macintosh 6300/160 として販売。
マルチメディア機能満載のMac、Performa 6360にはテレビ/ビデオカードがバンドルされていました。電話をかけたり、CDを聴いたり、テレビを見たりすることもでき、当時としては驚くほど未来的でした。Macとしては、かなり手頃な価格でもありました。
Performa 6360: エントリーレベルのMacに最適
Performa 6360は、前年のPerforma 6200と同じ筐体を採用していました。しかし、Appleはコンピュータ内部を大幅に改良しました。このMacには、64ビットデータパスと64ビットDIMM RAM、PCIスロット、160MHzの603e CPUを備えた新しい「Alchemy」マザーボードが搭載されていました。さらに、8速CD-ROMドライブ、28.8Kモデム、カラーCRTモニターも搭載されていました。
1996年のPerforma Macが私にとって印象的だったのは、Apple製品としては特に珍しい、そして当時としては異例の理由です。その理由とは?驚くほど低価格だったからです。手頃な価格のマルチメディアコンピュータを探している人にとって、Performa Macは最適な選択肢でした。
今日では、Apple製品は機能と価格のバランスから見て、手頃な価格であると主張することは全く問題ありません。Macが簡単に4桁半ばの価格になっていた1990年代でさえ、この主張は成り立ちました。(20周年記念Macは1997年当時7,499ドルで、現在の価格に換算すると14,380ドルに相当します。)
しかし、Performa 6360の出荷価格はわずか1,499ドルで、当時の性能がはるかに劣るPCと比べても安価でした。「これらのPerformaは、PC(あるいはMacintosh)の中でも最高の価格性能比を誇ります」と、アナリストのティム・バジャリン氏は当時述べていました。
トレードオフ?Performaは依然としてパワー不足に陥っていましたが、160MHzの6360は前モデルをはるかに上回る性能を発揮しました。確かに、当時のプロレベルのユーザーが必要とするハイスペックMacではありませんでした。しかし、友人のPCを圧倒する家庭用Macintoshといえば、このマシンはまさに勝者でした。
Performa 6360を覚えていますか?ぜひ下のコメント欄にご意見をお寄せください。