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写真:Ste Smith/Cult of Mac
Apple は MicroLED ディスプレイに全力を注ぐと報じられており、長年のサプライヤーである Foxconn もこの動きに参加したいと考えています。
新たな報道によると、フォックスコングループは最近、エピレッズ・テクノロジーズの株式7.32%を取得し、近々さらに2,000万株を追加取得して筆頭株主となることを目指している。エピレッズは、マイクロLED技術の鍵となる貴重なRGB技術力を有する、台湾に拠点を置く数少ないLED企業の一つである。
Epileds は MicroLED 技術だけに取り組んでいるわけではないが、Foxconn が参加するきっかけとなったのは MicroLED 技術だったと思われる。
FoxconnがMicroLED技術で何を目指しているのかはまだ明らかではない。FoxconnはApple以外にも多くの顧客と取引している。しかしながら、今回の報道はAppleがこの技術に強い関心を示しているように見える時期に発表された。
AppleのマイクロLED計画
最近の報道によると、Appleは将来のApple Watch、Mac、そしてまだ発表されていないウェアラブルデバイス(AppleのARグラスなど)にマイクロLEDディスプレイを搭載することを目指しているという。マイクロLEDディスプレイの利点は、デバイスをよりスリムで明るく、消費電力を抑える可能性があることだ。
Appleは既にカリフォルニア州に秘密の製造工場を開設しており、マイクロLEDディスプレイの試験生産を行っていると報じられています。この工場はサンタクララに位置し、アップルパークから車で約15分の距離にあります。約300人のエンジニアを雇用しています。
とはいえ、実際に製品を市場に投入するには、Appleは大量生産能力を持つサプライヤーやメーカーと協力する必要がある。Appleはこれらのディスプレイに関して、サプライヤーである台湾セミコンダクター・マニュファクチャリング・カンパニー(TSMC)と提携していると言われている。また、台湾のPlayNitrideとも提携を進めているとの報道もある。PlayNitrideは最近、マイクロLEDの新生産施設に1,710万ドルを投資する承認を得た。
Foxconnは数十年にわたりAppleと非常に良好な関係を築いてきたため、Appleの将来計画にFoxconnが参加したいと考えるのは当然のことです。しかし、今回のニュースを見る限り、FoxconnもAppleとの関係を断固として拒否しているようです。
出典:Digitimes