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ニューヨーク連邦準備銀行総裁は、「ケーキを食べさせろ」の2.0バージョンのように奇妙に聞こえるコメントをした後、非難を浴びた。
ウィリアム・ダドリー総裁は、クイーンズ区フラッシングで行われたビジネスリーダーとの懇親会で、食品価格について市民から次々と質問を浴びせられた。石油価格から雇用予測に至るまで、時事問題について質問されるにつれ、彼らはダドリー総裁が現実離れしていると非難し始めた。
上昇する商品価格がスーパーマーケットの値段の高さにどうつながるのかを彼が説明しようとしたとき、聴衆は彼に、実際に最後に自分で食料品の買い物をしたのはいつだったのかと尋ねた。
そこでダドリーは、おそらく彼自身の生活に近い日常的な例を挙げて関連付けようとした。
「今では、iPad 1と同じ価格で2倍の性能を持つiPad 2が買える」と同氏は、金曜日に報じられたアップル社の最新コンピューターの発表に言及して語った。
「あらゆるものの価格に注目する必要がある」と彼は言った。
ロイター通信は、聴衆が彼の発言に大笑いしたりざわめいたりしたと伝えており、聴衆の一人はその発言を「音痴だ」と評した。
「iPadは食べられないよ」と別の人が冗談を言った。
CNBC、ロイター経由