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写真:Apple.club.tw
ジャパンディスプレイの本間満CEOによると、中国のスマートフォン市場の減速にもかかわらず、アップルはiPhone 6sの発売を前に同製品の受注を増やしていると報じられている。
「彼らは『もっとくれ、もっとくれ』と注文をどんどん増やしに来るんです」と本間氏は語った。
本間氏はインタビューでアップル社の名前をはっきりと挙げなかったが、ジャパンディスプレイの「最大の顧客」について言及した。それがアップル社以外の誰かである可能性は低い。
今年初め、アップルはジャパンディスプレイと、将来のiPhone向けスマートフォンディスプレイの製造専用の14億ドルの工場を建設する契約を結んだと報じられた。
本間氏はまた、この注文増加が、これまでの報道で示唆されていたようにアップルのiPhone 6sに対する信頼の証なのか、それとも単にアップルが他のメーカーを犠牲にしてジャパンディスプレイにiPhoneのより大きなシェアを与えているだけなのかについては明らかにしなかった。
中国のスマートフォン市場が減速しているにもかかわらず、ティム・クック氏は最近、AAPLの株主に対し、中国はアップルの将来に大きな役割を果たすだろうと再保証した。
「中国は長期的に見て前例のないチャンスをもたらすと引き続き信じています」と、クック氏はCNBCの番組 「マッド・マネー」の 司会者ジム・クレイマー氏に宛てた手紙の中で述べた。「中国における当社の業績については、今朝も含め毎日最新情報を得ていますが、7月と8月を通して中国事業は引き続き力強い成長を遂げていると確信しています。」
iPhone 6sは、カメラ、プロセッサ、その他様々な内部コンポーネントのアップグレードに加え、待望のForce Touchの搭載により、Apple史上最大の「s」iPhoneアップグレードと目されています。来週9月9日のイベントで発表される予定です。
出典:ロイター