アップルが「スマートテレビ」を開発中とのさらなる兆候

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Appleがテレビに進出したいという兆候がまた一つ増えた。カリフォルニア州クパチーノに本社を置くこのテック大手は、「スマートテレビのプロトタイプ」を開発中だと、あるアナリストが金曜日に投資家に語った。アナリストはアジアのサプライヤーを引用している。今週初め、ブルームバーグはAppleがテレビメーカーと協議しており、モバイル機器からテレビに動画コンテンツをストリーミング配信できる技術の組み込みを検討していると報じた。

モルガン・スタンレーのアナリスト、キャット・ヒューバティ氏は、スマートテレビは、iPadメーカーとその提携企業が獲得したテレビ市場の1%ごとに、アップルに40億ドル相当の新たな製品カテゴリーをもたらすだろうと述べている。パイオニアの幹部は木曜日、アップルの市場参入を「売上向上を目指す業界にとっての恵みだ」と述べたと報じられている。

Appleブランドのテレビをめぐる憶測はこれが初めてではない。パイパー・ジャフレーのアナリスト、ジーン・マンスター氏は以前から、Appleは既にテレビ番組を販売し、セットトップボックス「Apple TV」を提供していることから、テレビ業界への参入を望んでいると見てきた。

「Appleのリビングルームへの取り組みは依然として『趣味』の域を出ないものの、同社はテレビ市場に本格的に参入するだろうと我々は引き続き考えている。一体型のApple TVは、コネクテッドTVが普及する中で、市場を牽引する可能性がある」とマンスター氏は以前記している。Appleが部品に39億ドルを投資したことも、同社の意図をさらに示唆している可能性がある。マンスター氏は、Apple TVが同社に25億ドルの収益をもたらす可能性があると予測している。

[AppleInsider、フォーチュン]