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写真:Cult of Mac
iPhoneのバッテリーが切れてしまい、どうしても電話やメールをしたいのに、コンセントがどこにもない。そんな時、iPadをお持ちなら解決策は簡単です。iPhoneをタブレットに接続するだけです。
iPadを使って携帯電話を緊急充電するなんて、思いもよらなかったかもしれない裏技です。でも、もしかしたら、いざという時に役に立つかもしれません。
MacでiPhoneを充電できることはご存知ですよね?Lightning-USB-Cケーブルで2台のコンピュータを接続するだけです。
でも、iPadでも同じことができるって知っていましたか? 同じケーブルを使ってタブレットとiPhoneを接続するだけで、充電が始まります。とても簡単です。
この方法は、iPad Pro、iPad Air、iPad mini すべてUSB-Cポートを搭載しているので有効です。唯一の例外は廉価版iPadです。これはLightningポートを搭載する最後のモデルだからです。
実環境でのテストとして、iPhone 13のバッテリー残量が1%になるまで放置し、iPad Proに接続してみました。5分後、iPhoneのバッテリー残量は6%になりました。電力は7.36Wで、iPadのバッテリー残量は2%減少していました。
必要以上のパワー
iPadは想像以上にパワフルです。12.9インチiPad Proは10,758mAh、11インチiPad Proは9,720mAhのバッテリーを搭載しています。iPhone 13のバッテリーが3,095mAhであることを考えると、どちらのタブレットでもiPhoneをフル充電できることがわかります。
iPad mini の 5,178 mAh のバッテリーでも、レッカー車や 911 に電話している間に iPhone を動かし続けるには十分すぎるほどです。
充電ケーブルが必要です
iPhoneをiPadで充電するために必要なケーブルは、端末に付属していたものと同じです。しかし、自宅の机の引き出しにしまっておいても役に立ちません。このトリックを使うには、必ず持ち歩く必要があります。
短いLightning - USB-Cケーブルを買って、バックパックやハンドバッグなどに入れて持ち歩くのがおすすめです。InCharge X充電ケーブルはキーホルダーに付けられるほどコンパクトです。
iPadからiPhoneを充電する:便利な裏技
一つのバッテリーで別のバッテリーを充電するのは、電力の効率的な使い方とは言えません。むしろ無駄遣いです。しかし、緊急時には何でもアリです。
iPhone の電池が切れて道路脇で立ち往生しているときは、USB-C 対応の iPad で充電すると命が助かるかもしれません。