AppleがAndroidを追い越し、米国で王者に [レポート]

AppleがAndroidを追い越し、米国で王者に [レポート]

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AppleがAndroidを追い越し、米国で王者に [レポート]
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アップルグーグ

昨日の四半期決算報告で発表されたApple社の驚異的な売上数を受けて、Kantar Worldpanel ComTechの研究者によると、iPhoneはGoogleのAndroid OSから米国市場シェア第1位の座を奪った。2011年第4四半期には3,700万台のiPhoneが販売され、Apple社は世界トップのスマートフォンメーカーとなった。

過去12週間の9カ国(米国、英国、オーストラリアを含む)の売上データに基づくと、iPhoneはAndroidよりも速いペースで成長しています。潮目は変わりつつあります。

「Appleはクリスマス期間中、米国、英国、オーストラリアで好調な売上を維持しました」と、カンター・ワールドプレイネルのグローバル消費者インサイトディレクター、ドミニク・スネボ氏は述べています。「全体として、Appleの売上は、当社が調査対象としている9カ国全体でAndroidを上回るペースで成長しています。」

カンターは、Androidが依然として世界でスマートフォンプラットフォームの主流であるものの、Appleの成長率がGoogleのOSを上回っていると指摘しています。iPhoneの市場シェアは前四半期に44.9%に上昇しましたが、Androidは44.8%にとどまりました。シェア率で言えば圧倒的な勝利とは言えませんが、この数字はAndroidが決して止められない巨大企業ではないことを明確に示しています。

市場には何百種類ものAndroid端末が存在する一方で、AppleはiPhoneをわずか3世代しか販売していないことを忘れてはなりません。ティム・クックCEOは昨日の決算説明会で、iPhone 4Sが前四半期のAppleのベストセラー端末だったと述べました。AT&T、Verizon、Sprintとのキャリア提携は、ここ数ヶ月で米国におけるiPhoneの急成長に貢献しました。

人気スマートフォンプラットフォーム間の競争について問われると、クック氏はAndroidとiPhoneが互角の戦いを繰り広げていると指摘した。Appleが発表する「明確で」「明快」なレポートと比較し、Androidの数字を正確に測る方法は見つからなかったとしたものの、「他にどれだけの競合がいるかは気にしない。我々はただ先頭に立ちたいだけだ」と明言した。