Appleが容認し、iOS版Transmitの「送信」機能を復活させた

Appleが容認し、iOS版Transmitの「送信」機能を復活させた

  • Oligur
  • 0
  • vyzf
Appleが容認し、iOS版Transmitの「送信」機能を復活させた
  • ニュース
PanicのTransmitが、完全な機能を回復してApp Storeに戻ってきました。写真:Panic
PanicのTransmitが、完全な機能を回復してApp Storeに戻ってきました。写真:Panic

月曜日、Apple が奇妙な iCloud Drive ルールを理由に Transmit を App Store から削除したと報じました。

MacとiOSで人気のデベロッパーPanicが開発したこのアプリは、iCloud Driveからコンテンツをアップロードすることができました。これは、Transmitのようなファイル転送・FTPアプリであれば当然の機能と言えるでしょう。しかしAppleはこれに反対し、Transmitから「iCloudへ送信」オプションだけでなく、他のサービスやアプリへのドキュメント送信機能も削除させました。

でも朗報です!Transmit が App Store に戻ってきました。「iCloud Drive に送信」機能が復活しました。

当初お伝えしたように、ここで問題となっているのは、iOS アプリ開発者契約のルール 2.23 に関係しています。このルールでは、「アプリは iOS データ ストレージ ガイドラインに従わなければ拒否されます」と規定されていますが、Transmit が当時指摘したように、「そのページには iCloud Drive については何も記載されていません」。

つまり、AppleのApp Store審査チームが公式ルールとは異なる基準でアプリを審査していたようです。しかし、今回のケースでは、Panicがアップデートを投稿し、状況が解決されたことを説明するなど、全てがうまく解決したようです。

Apple との慎重な話し合いの結果、「送信」機能が復元された Transmit iOS 1.1.2 がリリースされました。

プロセスは完璧とは言えませんが、この解決策は、私たちが思っていた通り、Appleには正しいことをするために尽力してくれる優秀な人材がいるということを思い出させてくれる良い機会です。Transmit iOS 1.1.2をお楽しみください。

終わりよければすべてよし。iOS版Transmitは9.99ドルでダウンロードできます。