ウォルマートがApple PayとAndroid Payに対抗…Walmart Pay

ウォルマートがApple PayとAndroid Payに対抗…Walmart Pay

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ウォルマートがApple PayとAndroid Payに対抗…Walmart Pay
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ウォルマートがApple PayとAndroid Payに参入、Walmart Payで画像を表示 - CultofAndroid.com - wp-contentuploads201512 - スクリーンショット - 2015年12月10日 - 112337 - png
ウォルマートは独自のモバイル決済サービスを開始する。
写真:ウォルマート
ウォルマートは独自のモバイル決済サービスを開始する。写真:ウォルマート
ウォルマートは独自のモバイル決済サービスを開始する。写真:ウォルマート

世界最大の小売業者であるウォルマートは、同社の米国店舗ですべての主要なクレジットカード、デビットカード、ウォルマートギフトカードに対応できるように設計されたAndroidとiOSの両方に対応したモバイル決済サービスである、新しいウォルマートペイサービスの開始を発表しました。

このサービスは今月から一部の店舗で開始され、2016年半ばまでに全面展開される予定だ。ウォルマートによると、現在同社のアプリを毎月2,200万人の顧客が利用しており、このアプリはGoogle PlayとiOS App Storeの両方で小売アプリのトップ3にランクされている。

「ウォルマートアプリは、ショッピングをより速く、より簡単にするために開発されました」と、ウォルマート・グローバルeコマースの社長兼CEOであるニール・アッシュ氏は述べています。「ウォルマートペイは、毎週ウォルマートでお買い物をされる1億4000万人のお客様のために、オンライン、モバイル、そして実店舗をシームレスに繋ぐことで、ショッピング体験を変革する当社の取り組みを示す最新の事例であり、強力な追加機能です。」

このサービスは、ウォルマートが主導するコンソーシアムMCX(2012年に設立)と同じ技術を採用しており、MCXはライバル企業であるモバイル決済サービス「CurrentC」の設立を目指しています。本日の発表が、やや不安定なCurrentCの将来にどのような影響を与えるかは不明ですが、フォーブスは次のように指摘しています。

MCXとCurrentCにとって、これは終焉を告げる前兆となる可能性が十分にあります。MCXの独占契約条件は期間が限定されており、Best BuyやKohl'sといった早期契約企業の中には、既にApple PayやAndroid Payの提供を開始しているところもあります。CurrentCはオハイオ州コロンバスなどの地域で限定的なテスト段階を終えたばかりであり、現状ではこの取り組みの将来性は明確ではありません。

ウォルマートがモバイル決済分野で具体的に何を計画しているかを知るには、以下のビデオをご覧ください。