- ニュース

写真:フォックスコン
フォックスコンは、中国深センに建設予定のアップルの研究開発センターのすぐ隣に、新たな試作施設を建設する計画だ。
この動きは、開発プロセスにおいて「Appleが製品のプロトタイプを作成するのをより良く支援する」ことになり、好奇心旺盛なファンにとってリークが大幅に減少することを意味する可能性がある。
Appleは消費者向けテクノロジー企業として最も秘密主義的な企業として知られていますが、規模が大きくなるにつれて、大規模なリークを防ぐのが難しくなります。今ではApple製品でサプライズとなるものはほとんどなく、ほとんどは公式発表前に中国で部品が流出した際に撮影されたものです。
しかし、それも間もなく終わるかもしれない。日経新聞 の報道 によると、フォックスコンはAppleの製品開発段階における試作機の製造を支援することを目的とした新たな施設を計画しているという。この施設は、Appleの新たな研究開発センターと同じ都市に建設される予定だ。
これにより、Apple はプロトタイプ製品をより早く入手できるだけでなく、自社の研究開発施設と Foxconn の製造工場の間で、あまり多くの人手を介さずにデバイスを迅速に輸送できるようになる。
これにより、情報屋が開発中の新デバイスやコンポーネントのぼやけた写真を撮って報道機関にリークすることがより困難になります。残念ですね!
フォックスコンの米国工場建設の噂については、ドナルド・トランプはもはや忘れ去った方が良いだろう。今週、広州で記者団に対し、米国内の新工場建設について問われたフォックスコンの郭台銘(テリー・ゴウ)会長は「フォックスコンは撤退しない。(中国に)留まる」と述べた。
郭氏は実は本日ワシントンで行われたトランプ大統領就任式に招待されていたが、中国当局の指示により出席を見送った。「中国高官」が台湾の億万長者の米国における意図について懸念を表明したとみられる。
しかし、郭氏は依然として、いつか次期米国大統領と会うことに熱心だと 日経新聞は 付け加えている。