- ニュース

写真:Apple
Apple は本日、従業員の多様性に関する初の報告書を発表し、我々全員が長年知っていた事実を明らかにした。つまり、従業員のほとんどが白人男性だということだ。
アップルでは多様性の取り組みはまだ進行中だが、同社は報告書で一定の進歩が見られ、現在全世界の従業員の70%が男性であると述べている。
グーグル、フェイスブック、ヤフーなどのシリコンバレーの企業も、世界のトップテクノロジー企業における性別や民族の多様性の欠如について透明性を高めるよう圧力を受け、同様の多様性報告書を発表した。
ティム・クック氏は、Appleに革新的な製品の開発を推し進めるとともに、Appleの多様性の数値にも改善の余地があると述べている。
Appleは透明性を重視しており、だからこそ社内の人種と性別の構成に関する統計を公開しています。まず最初に申し上げたいのは、CEOとして、このページの数字に満足していないということです。これは私たちにとって目新しいものではなく、改善に向けて長年懸命に取り組んできました。私たちは進歩を遂げており、製品開発と同様に、多様性の推進においても革新的であり続けるよう尽力しています。
米国では、Apple従業員の55%が白人で、アジア系は従業員の15%で2番目に多い民族です。ヒスパニック系は11%を占め、黒人を自認する人はわずか7%、民族を申告していない人は9%でした。
しかし、レポートによると、Appleが重視する多様性の領域は民族や性別だけではない。同社は今年、サンフランシスコのゲイ・プライド・パレードに目立つ形で登場し、LGBTの権利運動にも役割を果たしてきた。
出典:アップル