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写真:Uber
アリゾナ州でのウーバーの自動運転車プログラムは、同社の自動運転車が女性歩行者をはねて死亡させるという致命的な挫折を経験した。
女性は昨夜10時頃テンピで道路を横断していたが、事故が起きた時には横断歩道を使用していなかった。
この事故は、自動運転車による歩行者死亡事故としては初めてとみられる。事故当時は人間のセーフティドライバーが運転していたが、当局は未だ被害者の身元を公表していない。
ウーバーはアリゾナ州、ピッツバーグ、サンフランシスコ、トロントで自動運転車両の運行を停止した。
「被害者のご家族に心よりお見舞い申し上げます。私たちは地元当局によるこの事件の捜査に全面的に協力しています」と、ウーバーの広報担当者サラ・アブード氏はニューヨーク・タイムズ紙への声明で述べた。
Appleをはじめとするほぼすべての大手テクノロジー企業が自動運転技術の開発に取り組んでいます。ティム・クックCEOは、自動運転車こそがAIに関するあらゆる問題の根源だと考えていると述べています。
同社は現在、サンフランシスコで独自の自動運転車両による試験運用を行っている。ウーバーの事故は、乗客と歩行者にとっての自動運転車の安全性について疑問を投げかけることは間違いないだろう。