カルトゲーム「スヌード」がiPhone/iPod Touchに登場

カルトゲーム「スヌード」がiPhone/iPod Touchに登場

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カルトゲーム「スヌード」がiPhone/iPod Touchに登場
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1990年代半ば、Macでのゲームは実に悲惨な状況でした。Mystと各種Simタイトル以外にはプレイできるタイトルはほとんどなくパフォーマンス非常に低かったのです。ゲームはPCを好む正当な理由として、しばしば、そして当然のことながら挙げられていました。

しかし、全てをうまく機能させた唯一の例外がありました。ノースカロライナ州のリベラルアーツカレッジの地質学教授が作った、ちょっとしたパズルゲーム「スヌード」です。プレイヤーは、大砲から小さなカラフルな生き物(スヌード)を撃ち、色を合わせて盤面を一掃しようとします。確かに、 「バスト・ア・ムーブ」によく似ていますが、肝心なのはそこではありません。小さな亀裂を貫通して撃ち込み、ワンクリックで盤面全体を一掃できるのです。楽しく、刺激的で、そして何よりも、とびきりハマるゲームでした。

そして、それは一大現象となりました。大学生かそれ以下の年齢でMacを持っている人は、  Snoodも所有していて、いつも遊んでいました。1996年の秋、兄がミシガン大学での最初の学期を終えて帰ってきて、私に新しいゲームの遊び方を教えてくれた時、初めてSnoodを試した時のことを今でも覚えています。その後、私はジョニー・スヌード・シードとなり、高校のロックされていないMacにSnoodをインストールしました(管理者に削除されないように、インターネット設定パネルに見せかけました)。そして、高校の新聞部員全員がSnoodのせいで締め切りに間に合わなくなる羽目になりました。

このゲームは最終的にWindowsやTI-84電卓など、ほぼあらゆるデバイスに移植されましたが、真のルーツはAppleにあります。だからこそ、iPhone版(App Storeへのリンク)がリリースされたことは大変喜ばしいことです。私はまだ少ししかプレイしていませんが、開発者たちはMac版の雰囲気をある程度再現しています。これで、かつて宿題をしていたように、手のひらで仕事の時間を延ばすことができるようになります!Facebookとの連携機能も搭載されているので、高校時代の友人と対戦することもできます。まさに画期的な仕組みです。ノスタルジアは強力なマーケティングツールですよね?