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写真:Cult of Mac
iPhone 6とApple Watchの初期の注文を迅速に処理する際に顧客を放置したAppleだが、iPhone 6sではリスクを冒さないと報じられている。
パシフィック・クレストのアナリスト、アンディ・ハーグリーブス氏によると、アップルは顧客を失望させ、その結果アップルの株価が下落することを避けるために、次世代iPhoneの注文量を増やしたという。
ハーグリーブス氏は、具体的な数字は明らかにしていないものの、アップルはiPhoneの「次のサイクル」に大きな需要があると予想しており、その結果として注文量を増やしたと書いている。
iPhone 6と6 Plusの売れ行きが好調であること、そしてAppleの前回のiPhoneリリースでは需要が供給に追いつくまでに数ヶ月かかったことを考えると、前回の「s」シリーズ発売時よりも注文数を増やすのは理にかなっていると言えるでしょう。昨年10月のAppleの決算説明会で、ティム・クックCEOはiPhone 6と6 Plusの供給と需要が「同じ水準ではない」と認めました。「まずバランスを取らなければ、需要を測ることは非常に難しい」とクックCEOは指摘しました。
実際のところ、iPhone 6 と 6 Plus のすべてのモデルが遅延なく入手可能になるまでには、今年 1 月までかかりました。
通常、2年に一度の「s」リリースではアップグレードするユーザーが少ないことを考えると、ハーグリーブスのレポートは、iPhone 6sがAppleのこれまでで最大の「s」リリースになるという考えに、より信憑性を与えている。噂されている改良点には、プロセッサの大幅なアップグレード、カメラの性能向上、新カラーオプション、サファイアディスプレイ、シェルの強化、Touch IDとForce Touchの改良などがあると言われている。
本日のレポートではさらに、現行の iPhone 6 世代デバイスの売れ行きが引き続き好調であり、Apple は今四半期に 5,000 万台から 5,200 万台の iPhone を販売する見込みで、Pacific Crest の 4,680 万台という予測を上回る結果になると指摘されています。
出典:バロンズ