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インクワイアラー紙の火曜日の報道によると、アップルとエヌビディアは、新型15インチMacBook Proに欠陥チップセットという潜在的な地雷を抱えている可能性があるという。
今年初めにデル、HP、アップルのコンピューターで発生した不良材料と熱ストレスによるチップの故障問題、および7月にNvidiaがこの問題を引き継いだ2億ドルの費用に関する疑問を引用し、インクワイアラーは研究者に新しいMacBook Proを分解し、秋に販売が始まったアップルの新しいコンピューターには不良チップセットは搭載されていないというNvidiaの保証を調査するよう依頼した。
報道によると、「NvidiaとAppleからの報復を恐れ、名前を明かすことを望まないマッドサイエンティストの小さな研究室」が市販の15インチMacBook Proを分解し、部品のはんだ付けを外し、「無防備なノートパソコンをいくつもの破片に切り分け」、発見したものをX線微量分析システムを備えた走査型電子顕微鏡で調べたという。
調査結果によると、数え切れないほど多くのMacBook Proに搭載されているNvidia GeForce 9400 GPUは、実は「バッドバンプ」と呼ばれる物質の影響を受けており、チップを緑色のプリント基板に固定する小さなはんだボールが割れて、コンピューターが故障する可能性があるという。
Inquirerの記事は、「ロット追跡システムが完全に故障しない限り、Nvidia は MacBook が「ひどい傷」をつけて出荷されたことを知っていたはずだ」と示唆している。
Appleは知っていたのだろうか?記事掲載前にApple広報に電話したが、返答はなかった。一見、非難の的になるかもしれないが、実際はそうではない。Inquirer紙の報道によると、「Appleは、ジャーナリストがお世辞を言うと確信しない限り、彼らと話をしない」という。
このニュースが MacBook Pro の売上に影響を及ぼすかどうか、また Apple サポートフォーラムでノートパソコンの故障に関する話題が噴出するかどうか、あるいはいつ噴出するかを見守る必要がある。
Techmeme経由