ティム・クック、オックスフォードのデモでARに夢中

ティム・クック、オックスフォードのデモでARに夢中

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ティム・クック、オックスフォードのデモでARに夢中
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iPhone 8プラス
iPhone 8 Plusの拡張現実(AR)は未来を予感させる。
写真:Ste Smith/Cult of Mac

Apple CEO ティム・クック氏は、拡張現実に関しては完全なオタクだ。

クック氏は昨年、数々のインタビューでARの可能性を熱く語ってきたが、オックスフォード大学の博士課程の学生によると、クック氏は実はこの技術を深く理解しているという。Redditに投稿されたこの学生のストーリーでは、クック氏が最近のデモでこの技術の詳細を深く掘り下げた様子が明かされている。

オックスフォード大学のRedditユーザーは、彼と上司はキャンパスで開催されたイベントでティム・クック氏にデモを行うよう依頼されたと語った。当初は短いデモの予定だったが、キャンパスで開発されている技術についてクック氏と15分間の会話を交わした。

ティムがオックスフォードのAR技術をデモ

ティム・クック
デモの後、学生とセルフィーを撮るクック氏。
写真:Reddit

「ティムがこのテーマについて驚くほどの知識を持っていることに、本当に驚きました」と、博士課程の学生は投稿で述べています。「私たちが何をしているのかについて、高レベルな質問をされるだろうと思っていましたが、ティムは、私たちが使っている特定の深度カメラの仕組みなど、あらゆることについて、細部にまで踏み込んだ質問をしてくれました。」

AppleはiOS 11のリリースにより、iPhoneとiPadを世界最大の拡張現実プラットフォームに変えました。この大規模なソフトウェアアップデートにはAppleのARKitが含まれており、開発者はこれを使用して独自の深度マッピング技術を作成しなくてもARアプリを作成できます。

iOS 11のリリース以来、ARアプリは盛んに宣伝されてきました。しかし、多くのアプリはまだそれほど実用的ではありません。ティム・クックCEOも、最高のアプリはまだこれからだと同意しているようで、App Storeの初期の頃を思い出すと述べています。

「彼は『おならアプリ』とまでは言わなかったが、初期のアプリは単なる目新しいものになりがちだったと語っていた」と投稿者はクック氏の言葉を回想する。「しかし時が経つにつれ、より面白くてパワフルなものがリリースされるようになった。今ではAppStoreや他のプラットフォームにおける同等のサービスがない世界を想像するのは難しい」