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音楽業界の現在の権力構造を示す兆候として、音楽レーベルの代表者たちは、アップルが独占的なiTunesストアから自社のアルバムを取り下げるかもしれないと「恐れて」活動していた、と月曜日の報道は伝えている。
ニューヨーク・タイムズ紙の報道によると、iTunesで販売される楽曲に多層的な価格設定の取り決めを定めた最近の合意の舞台裏での検証で、Appleはレコード会社に著作権侵害の恐れを捨てさせ、iPhoneを通じて楽曲を販売させることに成功したという。
アップルのCEO、スティーブ・ジョブズ氏とソニーの会長がクリスマスイブに激しい口論を繰り広げた後、事態は一変した。報道によると、その後まもなく、唯一抵抗していたソニーが合意に署名したという。
同紙は匿名の音楽業界の幹部らに話を聞いた上で、ワイヤレス音楽ダウンロードの未来をアップルが支配するという見通しを描いている。
iTunes は 2008 年に 18 億ドルを売り上げたが、この額は同時期に 700 億ドルに達したワイヤレスの売り上げに比べると小さい。