- レビュー

ガジェットにドッペルゲンガー(類似品)が存在すると、両者の違いは自然と際立ちます。SeagateのDockStarはPogoplugテクノロジーを採用し、Pogoplugインターフェースを使用しているため、数週間前にCloud EngineのPogoplugをレビューした際にDockStarについてもほぼ網羅的に解説しました。
DockStarはPogoplugと全く同じ機能を持ちます。あらゆるハードドライブに、瞬時に簡単にインターネット接続を提供します。USBメモリやポータブルドライブにファイルを転送し、DockStarに接続すれば、インターネット上のどこからでもファイルにアクセスできます。しかし、この2つの製品には3つの違いがあり、そのうちの1つは大きな落とし穴です。
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最初の違いは、100ドルのDockStarは、その名の通りドックであるという点です。SeagateはCloud Enginesの力を借りて、Pogoplugの機能をそのままドックに組み込み、同社のポータブルハードドライブ「FreeAgent Go」シリーズと接続できるようにしました。(ただし、大きな例外が1つあります。下記をご覧ください。)
さらにUSBポートを3つ追加し、DockStarは実質的に4ポートのPogoplog(USBポート3つとミニUSBのドックポート)に変身しました。ここまでは良いのですが、ここで落とし穴があります。Pogoplugは追加料金がかからないのに対し、DockStarは1年間無料で使用できますが、その後はWebベースのアプリケーション(PogoplugのWebベースのアプリケーションと完全に同一)を使用するために年間30ドルの追加料金がかかります。Webアプリケーションにアクセスできないと、インターネット経由でファイルにアクセスできなくなり、DockStarの優れた点が失われてしまいます。

DockStarは、Macユーザーなら誰もが選ぶであろうFreeAgent Go for Mac(近日レビュー予定)とは実際にはドッキングできません。DockStarのミニUSB端子と相性の良いミニUSBポートを中央に備えているシンプルなFreeAgent Goとは対照的に、Mac版はFireWireポートを中央に備えています。

両製品の類似性(にもかかわらず料金に差があること)から、近い将来、どちらかの会社からサプライズ発表があるのではないかと予想していましたが、Cloud EnginesはPogoplugの販売を中止する予定はなく、SeagateもDockStarに新機能の追加は予定していないと述べています。つまり、この技術を1年以内の使用を想定しているのであれば、USBポートが追加された100ドルのDockStarは理にかなっていると言えるでしょう。もっと長く使い続けるつもりなら、99ドルのPogoplugと5ドルのUSBハブの方がお得かもしれません。

