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分析会社Mixpanelによると、iOS 7はリリースから1日も経っていないが、すでに普及率は13%を超えている。一方、GoogleのAndroidデバイス向け最新バージョンJellybeanは、リリースから1ヶ月が経過した時点で普及率が8.5%前後となっている。
上記のMixpanelのライブデータチャートでご覧いただけるように、iOS 7の採用率は本稿執筆時点で13.45%です。Mixpanelによると、このデータは、iOS版を含むモバイルアプリやウェブサイトでの行動追跡を委託している1,420社以上の企業から収集したものだそうです。
Techmeme の Gabe Rivera 氏は、同社の Web サイトへの訪問者数において iOS 7 と iOS 6 の比率が 2 対 1 になっていることをすでに確認しており、当社の Web 分析でも、ユーザー エージェントでは iOS 7 がトップに躍り出ていることが示されています。
AppleのモバイルOSは、歴史的にGoogleよりもはるかに高い普及率を示してきました。これはおそらく、Android搭載デバイスの数が多いこと、そしてApple独自のハードウェアとソフトウェアの統合アプローチによるものでしょう。iOS 6のリリースから1か月後の昨年10月、CNETはiOSの普及率が63%であると報じました。そして今年7月には、Appleは開発者に93%という普及率を誇示するメールを送り、当時最新のAndroid OSの普及率が20%から30%程度だったAndroidと比較するよう求めました。
モバイルOSの普及レベルを示す測定可能なアクションアイテムの競争に、Mixpanelのような企業が参入したことは、今後企業が公式の数値を発表する際に、大きな示唆を与えるでしょう。Mixpanelは、次期AndroidシステムであるKitKatの普及率をiOS 7のリリースと同じくらい詳細に追跡し、同じ測定システム内で直接比較できるようになるかもしれません。万歳!
出典: Mixpanel
経由: Oliver Cameron