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写真:Ste Smith/Cult of Mac
ハイテク株は現在、圧倒的な強さを見せているが、昨日、ちょっとした警鐘が鳴らされた。アップルも例外ではない。
新たなレポートによると、アップル、アリババ、アマゾン、バイドゥ、フェイスブック、グーグル、ネットフリックス、エヌビディア、テスラ、ツイッターなど、多数の巨大テック企業の株価が昨日、軒並み下落した。これは、世界の巨大テック企業を追跡するNYSE FANG+指数において、4年前の設立以来最悪の下落となった。
現在、S&P500指数は、ニューヨーク証券取引所(NYSE)またはナスダック(NASDAQ)に上場する大企業500社の時価総額に基づく米国株式指数であり、テクノロジーセクターはS&P500指数の中で圧倒的な割合を占めています。テクノロジーセクターはS&P500指数の26.8%を占め、次いで金融セクターが16.8%となっています。
火曜日のテクノロジー株全体の株価は5.6%下落し、巨大IT企業が支配するテクノロジーセクターが何らかの転換点を迎えているのではないかと投資家の間で懸念が広がっている。本稿執筆時点で、AAPLは1.54%下落し、165.75ドルで取引されている。
1兆ドル達成に向けた競争
懸念の多くは、Facebookのような企業に対する規制の可能性に関する議論に関連していると思われます。Appleはプライバシー重視の姿勢をとっているため、それほど大きな影響を受ける可能性は低いものの、投資家が動揺するのも無理はありません。
Appleの株価は過去1年間で24%上昇し、好調な伸びを見せています。これは確かに素晴らしい数字ですが、同時期に83%急騰したAmazonの株価と比べれば取るに足らないものです。一方、時価総額7,830億ドルのGoogleの親会社であるAlphabetの株価は33%上昇しました。
この勢いが続けば、AmazonはAppleを1週間上回り、今年の夏に世界初の時価総額1兆ドル企業となるでしょう。もちろん、それまでに何も起こらなければの話ですが。
出典:WSJ