ニール・ヤングがApple Musicに復帰

ニール・ヤングがApple Musicに復帰

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ニール・ヤングがApple Musicに復帰
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ニール・ヤングはあなたのくだらない音楽ストリーミングサービスを嫌っている
ニール・ヤングは以前、音質の問題を理由にApple Musicの利用を断念していた。
写真:クリス・クルーグ/Flickr

しかし、それも長くは続かなかった!音質が悪いとの理由でストリーミングサービスからほぼ全ての楽曲を削除していたニール・ヤングだが、Apple Music、Spotify、Rdioに加え、新音楽サービスAmazon Music Unlimitedにも復帰した。

高忠実度PonoPlayerの開発者であるヤング氏は昨年、自身の音楽が「放送やその他の配信形態の歴史上最悪の品質によって価値を下げられることは望んでいない」とする声明を発表した。

しかし、途中で彼の立場は変わったようだ。

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ヤング氏は長年、音質の悪さを痛烈に批判してきた。その信念から、彼はオーディオ愛好家向けの高価で評価の低い音楽プレーヤー「PonoPlayer」を開発し、期待通りには普及しなかった。

Apple Music以前、彼はiTunesに批判的であり、それがスティーブ・ジョブズとの口論に発展した。ジョブズの伝記『Becoming Steve Jobs』で明らかになっているように、ヤングは後にアップルの共同創業者との和解を図り、彼の全アルバムのリマスター・アナログ盤を贈ろうとしたが、その贈り物について聞いたジョブズは「ニール・ヤングも、彼のレコードもクソくらえだ」と激怒した。

興味深いことに、ヤングの音楽はほとんどのストリーミングサービスから消えたが、加入者に高品質のオーディオを提供するTIDALには残っていた。

出典:Spin