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写真：Ste Smith/Cult of Mac
iPhone XやiPad Proを含む多くのAppleデバイスは、Appleの長年の盟友でありライバルでもあるサムスンの本拠地である韓国で販売禁止になる恐れがある。
韓国産業通商資源部は現在、Appleが韓国の公立研究大学であるKAISTの特許を侵害したとの疑惑について調査を行っている。調査期間はすでに2度延長されており、BusinessKoreaは、規制委員会がKAISTに有利な「最終決定」を下す可能性が高いと報じている。
「現在、AppleがKAISTの子会社であるKIPの特許を侵害したかどうかを調査中です」と韓国貿易委員会は述べた。「対象となるのは、中国と香港から輸入されたiPhone 8、iPhone 8+、iPhone X、iPad 9.7、そして9.7インチ、10.5インチ、12.9インチのiPad Proです。」
AppleとSamsungは法廷闘争においてしばしば対立する立場を取るが、今回のケースでは両者の主張は一致している可能性がある。現在、Samsung Electronicsは米国でKAISTを相手取り、特許の無効を主張する訴訟を起こしている。同社は7月にも同様の訴訟を起こし、韓国の知的財産審判院に対しても同様の主張を行っている。
これに対し、韓国産業通商資源部は「現在はアップルを捜査対象としているが、サムスン電子をめぐる米国と韓国の訴訟を注視せざるを得ない」と述べた。
こうした様々な要因のため、この訴訟の結果を予測することは困難です。しかしながら、前述のApple製品の輸入禁止は確かに選択肢の一つです。冷静な判断が下されることを期待しましょう。あるいは、判決がAppleに不利なものになったとしても、Appleがその技術のライセンス供与を受けるための資金を確保できることを期待しましょう。
出典： ビジネスコリア
