アップル、ノキアを追い抜いて最も収益性の高い携帯電話メーカーに

アップル、ノキアを追い抜いて最も収益性の高い携帯電話メーカーに

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アップル、ノキアを追い抜いて最も収益性の高い携帯電話メーカーに
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クレジット: AComment/Flickr
クレジット: AComment/Flickr

水曜日の報道によると、アップルは携帯電話事業で今や最も収益性の高い企業となり、大手ノキアを追い抜いて首位に立った。推計によると、アップルは直近の四半期で16億ドルの利益を上げ、ノキアの同時期の11億ドルを上回った。

調査会社ストラテジー・アナリティクスによれば、アップルもサムスンを追い抜いた。


アップルとライバルのRIMは携帯電話市場を合わせてわずか5%のシェアしか握っていないものの、両社の利益の58%は携帯電話機によるものだ。アップルは世界の携帯電話事業の利益の32%、つまりモバイル売上高全体の8%を占めている。その鍵となるのは、アップルが競合他社よりもはるかに高い利益率を持っていることだろう。

Appleファンは、より高価なiPhone 3Gを選ぶ可能性が高いでしょう。AppleはiPhoneを1台販売するごとに600ドル以上の利益を上げていますが、消費者が実際に支払う金額ははるかに少なく、その大部分は携帯電話会社が補助しています。

ノキアとサムスンも、アップルの存在感が増す中で手をこまねいているわけではない。

ノキアは10月初旬、アップルを特許侵害で提訴した。フィンランドのノキアは、アップルがノキアのGSM、3G、Wi-Fi通信技術の研究から「ただ乗りしようとしている」と非難した。パイパー・ジャフレーのアナリスト、ジーン・マンスター氏によると、アップルは訴訟に対して「断固たる抗弁」を行うと表明しているが、販売されたiPhone1台につき6ドルから12ドルの賠償金を支払う可能性があるという。

両社は火曜日、iPhoneやGoogleのAndroid端末向けOSに対抗するスマートフォンのプロモーションを開始した。サムスンは、2010年に搭載予定の新しいスマートフォンOS「Bada」を発表した。同様に、ノキアはフィンランド企業のMaemo OSを搭載したN900の出荷を開始した。

[AppleInsider、MacRumors、iClarified経由]