- ニュース

写真:トニー・シェク/Wikipedia CC
キーラ・ナイトレイが、Apple TV+で配信予定のドラマ『エセックス・サーペント』から降板した。『パイレーツ・オブ・カリビアン』のスターである彼女は、サラ・ペリーの2016年刊行の同名小説を原作とした同作で主役を務める予定だった。撮影は約6週間後に開始される予定だった。
しかし、新型コロナウイルスによるロックダウンや育児など「家族の事情」により、ナイトリーは同シリーズに出演しなくなる。
「4か月半の制作期間に必要な長期間の育児をキーラにとって快適に行えるような状況は整っていませんでした」と彼女の代理人はデイリー・メール紙に語った。
新たな主演俳優が見つかるまで、制作は現在中断されている。同番組のプロデューサーを務める予定だったナイトリーが、引き続きその立場で関わるかどうかは不明だ。
エセックス・サーペント
ナイトリーの出演は8月に発表されました。1893年を舞台にしたこの小説は、結婚生活が破綻した後、ロンドンからエセックス州の小さな村に引っ越してきた未亡人の物語です。そこで彼女は、エセックスの蛇と呼ばれる生き物に関する地元の伝説に興味を持ちます。この小説はイギリスで20万部以上を売り上げ、大ヒットしました。
本作は、映画『シェイム』 やアカデミー賞受賞作 『英国王のスピーチ』を手掛けたSee-Saw FilmsがAppleのために制作しています。See-Sawは、ゲイリー・オールドマン主演のスパイドラマ『スロー・ホース』でもAppleと共同制作を行っています。
ナイトレイの退社は、Appleが今年Apple TV+の制作に関して経験した最初の課題ではない。ハリウッドの多くの企業と同様に、パンデミックの影響で撮影が停滞し、業界全体が停滞する状況に対処しなければならなかった。主力番組『ザ・モーニングショー』の場合、脚本家たちは現実世界の出来事に合わせるため、シーズン2の大部分を書き直さなければならなかった。
状況は一部で正常に戻りつつあるようだ。しかし、英国が2度目のロックダウンに突入する中、Appleが経験する最後の頭痛の種となる可能性は低いだろう。
出典:デイリーメール