ティム・クックの「サプライズ」電話がマッドマネーを揺るがす

ティム・クックの「サプライズ」電話がマッドマネーを揺るがす

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ティム・クックの「サプライズ」電話がマッドマネーを揺るがす
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写真:CNBC
写真:CNBC

ティム・クックが「マッド・マネー」のファンだなんて、誰が知っていただろうか?Apple CEOのクックは今日、CNBCのジム・クレイマーに電話をかけ、番組司会者の放送開始10周年を祝福して驚かせた。

二人は、ResearchKit、競争への対処、過去10年間のウォール街におけるAppleの驚異的な成長などについて議論した。

クレイマー氏は最近AAPLに対して非常に強気な姿勢を示しており、クック氏は同氏を「アメリカのイノベーションのチャンピオン」と称賛した。

クック氏は、スタンフォード大学がすでに、今週初めにアップルがリリースしたオープンソースの医療診断ツール「ResearchKit」に対して驚くべき反応を示していると語った。

クック氏が競争相手とどう向き合っているかと問われると、彼はこう答えた。「私たちは常にパラノイアです。パラノイアに生きています…だから、他社に勝てないなら、今出荷している製品に勝とうとしているんです」。これは、これまでAppleが醸し出してきた「競争なんか気にしない」という雰囲気とは少し異なる。

クレイマー氏の信条は「アップル株は売買するのではなく、保有すべきだ」というものだ。クック氏もこれに同意し、10年前にアップル株を購入した株主は今とても満足していると指摘する。

電話全体が台本なしで行われ、クレイマー氏にとっては驚きだったとされているが、8分間の通話では明らかに話の要点と意図された会話の流れが設定されていたようだ。

台本の有無に関わらず、クレイマー氏がティム・クック氏を「尊敬」していることは明らかだ。クック氏が電話を切る直前、彼は「あなたは我々にとって最高の人物だと思います。もしかしたら史上最高かもしれません」と言った。

全編はCNBCで視聴できます。