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写真:Cult of Mac/@Siddavarapu
AT&TとSprintは、物議を醸していたAT&TのLTEネットワークの5G「E」ブランド変更をめぐる意見の相違を解決した。
「この件は友好的に解決しました」とAT&Tの広報担当者は述べた。スプリントもこの和解を認めた。
5G対5G E
スプリントは2月にAT&Tを相手取って訴訟を起こした。これは、AT&Tが「5GE」という用語を使い始め、まるで既に5Gワイヤレスサービスを展開しているかのように誤解を招く発言をした後のことだ。スプリントは訴状の中で、「AT&Tの欺瞞行為の重大さは計り知れない」と述べている。
AT&Tは次のように述べて自社の立場を明確にした。「当社は2年以上前に5G Evolutionを導入し、これを標準ベースの5Gへの進化のステップであると明確に定義しました。」
一方、スプリントは「自社のネットワークを『5GE』(または『5G E』『5G Evolution』)と呼んでも、それが5Gネットワークになるわけではなく、むしろ顧客を欺いて実際とは異なるものと信じ込ませるだけだ」と反論した。
和解条件は公表されていないが、AT&Tは今後もこのブランドを使い続ける可能性が高いようだ。
一方、AT&Tのユーザーは、「5GE」ラベルを見て5G対応のiPhoneを持っていると勘違いしないよう注意が必要です。真の5G対応iPhoneが登場するのは、早くても来年以降でしょう。
出典: Biz Journals